久々に日曜日が休みになり、読書する時間ができました。
この日に読んだのは大槻ケンヂさんの「ロッキン・ホース・バレリーナ」
コレは前回の日記に書きましたが、高校の時に同じ野球部のツレに
「グミ・チョコレート・パイン」って本を紹介されたのが、
作家大槻ケンヂとの出会いでした。
この話にハマって20歳くらいの時には片っ端からこの人の本を読み漁りました。
この人の本、意外に面白いんですよね。
オーケンさん自身もずっと音楽やってて、この人ホントに音楽
(特にロック)が好きなんだなって本を読みながらいつも思います。
音楽の知識が殆ど無い俺にとっては絶対に書けない文章ですが、
そんな話をしてても内容は意味不明とまでは行かない。
ちゃんと音楽に無知な人間でも分かる様な簡単な言葉と文章で構成されていて、
それをベースに登場人物が物語を紡いでいきます。
内容は「恥ずかしい」って思ってしまうような青春の
青臭いような話が多いんですが、結構好きです。
そんなオーケンさんの本を本屋で久し振りに見て、コレも衝動買いしました。
読みながら「やっぱりオーケンやなぁ」って思いながら
やっぱり引き込まれて、一日で読破!!面白かったです。
タイトルも秀逸やなって思いました。
でもさっき調べてみたら、この本かなり前に出ていたようで、
ハードカバー版はとにかく、文庫版でさえ半年ほど前に出ていたみたいです。
ハイドロキノンでシミが消える以前の話ってことか。
今更この話で盛り上がってる人間も珍しいかなぁ...